「忘文」稲垣五郎君の語りによって始まるフジテレビ朝の番組がある。私は人生の恩人や友達にVeneziaからの忘文として、日頃言えない言葉を水彩画に添えて絵はがきを出してみたいと思います。人が生きていくための街のあり方を建築家の目線で考えたり、時には自分の生き方を親戚や友達に相談したり考えたり、日本から離れたときに純粋に考えたことなど、小さな絵はがきサイズに託して考えて見たい。出来れば自分への独り言など人生の反省になればとも考えブログを公開をします。宛名は匿名としてますが私の目線で実名も入っています、あくまでも尊敬する方々です。宜しくお願い致します。 Ciao Venezia!
2009年3月4日水曜日
想い・あの時の手紙venezia06007平井 真夫
記事は37歳の時大学の広報誌に載せた文章と写真である。卒業生として新入生と在校生に向けて社会人になる心構えを語っている。20数年経って、絵を描くことで人に伝える方法を持てるとは夢にも思っていなかった。研究室の先輩に自分の生意気な建築設計の考えを否定され、「自分を捨てろ!」と言われながらも、一方でその言葉に奮起し仕事とは別にコンペに明け暮れ少しだけ自信を付けた時でもあった。生意気な文章を書けた頃の自分と同時に弱虫だった学生時代の自分が懐かしい。学生時代新宿にキャンパスを持ち出して意味なく、何を描きたいというわけでも、どうしたいと言う訳でもなく油絵を描いた。学生運動が多少影響してか廃墟のような新宿を描いた。今ならどんな新宿を描くのか、考えてみたい。アンジェラ・アキさんの「手紙」を聞いた。中学生が歌う姿をテレビで何回も観た。あの時の自分に語りかける、素敵だと思った。
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