「忘文」稲垣五郎君の語りによって始まるフジテレビ朝の番組がある。私は人生の恩人や友達にVeneziaからの忘文として、日頃言えない言葉を水彩画に添えて絵はがきを出してみたいと思います。人が生きていくための街のあり方を建築家の目線で考えたり、時には自分の生き方を親戚や友達に相談したり考えたり、日本から離れたときに純粋に考えたことなど、小さな絵はがきサイズに託して考えて見たい。出来れば自分への独り言など人生の反省になればとも考えブログを公開をします。宛名は匿名としてますが私の目線で実名も入っています、あくまでも尊敬する方々です。宜しくお願い致します。 Ciao Venezia!
2014年9月17日水曜日
忘文・TU.Y先生2・平井 真夫
4月20日は建築の恩師、大学時代に建築のあり方を教わった先生の誕生日だ。私の入った大学に美術部があり、勧誘されて入ったクラブに油絵で尊敬できる先輩(酒井正夫さん)がいて先輩の言葉で4年のゼミを決めた。『建築設計をやるなら山下司先生だろう!!』尊敬する先輩の言葉は正しかった。私のやる気スイッチは大学4年に入ったものだ。研究室には同期に丸山英治,加藤昭仁、山口等がいた。四年になってからの付き合いだったが尊敬できる先生のお蔭で一年間、刺激し合って大いに語り合った。尊敬できるライバルを見つけることで私の気持ちは高まっていった。『建築の空間、組み立て方、精神』をこの山下司研究室で感じ取る事が出来たことは大きい。社会人になってもこの考えは応用が利きどんどん自信を持つ事が出来た。また美術部にも建築の秋田秀治がいて、到底かなわぬ存在であったが大手建設会社に入った彼は建設現場で才能を発揮していった。先生の教え子は沢山出来る奴がいて数えたらきりがないくらいで、先生の教育者としての才能に敬服している。ゴルフの帰り先生の運転する車に同乗させて頂いた折、自分が後輩や教え子に持っている素朴で一番恥ずかしい質問をしたとき、先生曰く『人の才能や作品に嫉妬はしないよ』・・・・私はこの人を越えたくてまた越えられると信じていて、時には謝恩会の席に生意気にも先生と喧嘩をして飛び出したり、社会人としての仕事を見て頂くも、けなされながらも意見されることが嬉しくて泣いてしまうことで、仲間をしらけさせ独り占めしていた。尊敬する先生が私の心の中でどれだけ大きく偉大がったはまだまだ解らない・・・・桜の花のように嫉妬なんかしない人間になって、空間でひとびとを幸せにしたい♪♪♪
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