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2009年6月17日水曜日

電柱がない街amsterdam200909平井 真夫


街の景観の美しさは統一感のある外観の連続、またはそれらをふんわり覆い隠す?並木の美しさである。日本でも桜の時期に味わう、あの群像形、圧倒的に支配する優しそうな花びらの帯、川や丘を埋め尽くす花びらと一体になって天地を埋め尽くす造形力に惹かれるものだ。アムステルダムは2キロ四方をグルグル8日間歩いてスケッチしたが電柱がない、運河がある、水面は鏡になって風景に力と潤いを加えてくれる。並木が美しい、建物は威張っていないだから統一感がある。こんな街に長い時間居たいものだ。日本はおかしくなっている、そのうちもっと汚くなる気がする。商業主義に振り回され美意識が後回しになり、妙な華美さが鼻持ちならないと感じた人はドンドン居なくなってしまうだろう。

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